パール&ルビー
2018年の春 雨の中5匹の仔猫が行政の施設に保護されました
雨でびしょびしょの小さな仔猫達 ママを呼ぶ声も聞こえない程弱っていたそうです 5匹の中で特に小さかった2匹 パール&ルビーです
病気の事
産まれつき小脳に障害がある事で 自分で立つ事も歩く事も出来ません。 体幹が弱いのかバランスが取れないようですトリ肉等の食物アレルギーである事がわかりましたてんかん発作が起こるようになりました。お薬は飲んでいますが効かなくなってくるので常に調整が必要です。
免疫異常がわかりました。自分の肝臓を攻撃してしまいます肝臓の数値が高くなり食欲もなくなります急に若年性白内障になってしまい殆ど見えなくなりました。光は感じるようです。
現在 飲んでいるお薬は・抗てんかん剤・強肝剤・脳機能改善剤・食欲増進材・水晶体栄養剤・白内障の目薬です。体質が同じなのか、ほぼ同じ病気が次から次から襲ってきます。鍼灸等東洋医学の先生に相談したりもしました。
てんかん発作の事
1歳半位の頃 まずルビーにてんかん発作の症状が出ました。すぐにお薬が処方され 現在まで発作は起きて居ません。そのすぐ後 パールにてんかんの症状が出ました。
お薬を飲み始め暫くは落ち着いていましたが ある日とても大きな発作が起こりました。緊急入院し懸命な治療のお陰様で一命をとりとめましたが 後遺症の為か身体のマヒも更に残ってしまいました。発作も抑えきれていません。発作が起こる度に脳にどんどん傷がついてしまい更に障害の程度が重くなる為 発作が起こらないようにする必要があるようです。お薬を調整しながら対処しています。
食事の事
フードまでの距離感が掴めず どうしても顔を打ちつけてしまうので自分で食べることが難しいです。それでも最近パールは 寝転がったまま少しずつ食べる術を習得したようです。素晴らしく逞しく生きようとしています。パールはドライフードを食べてくれます。体調が悪くドライフードを食べない時はスープ状のウェット缶をシリンジで食べています。
トイレの事
トイレまで自分で移動する事は出来ませんが 様子を見ながら連れて行けば 寝転がったまま自分で排泄することが出来ます。エライ！寝転がることが出来る大きなトイレが必要です。
歩行の事
仔猫の時は壁を上手に使いながら少し立って歩くことが出来ました。てんかん発作が起きるようになってからでしょうか どんどん身体がふにゃふにゃになり、今では立つことも出来ません。身体を真っ直ぐに保つ感覚や 足の裏の感覚を忘れないように 手作り歩行器に乗ってみたり手を添えながら歩かせたり マッサージ等をしています。踏ん張る力はまだ力は少しあるようです。パールは「香箱座り」や横になったまま少しだけ這う事が出来ます。
眼の事
まずルビーの眼に白内障の症状が現れました。そしてパールの眼も 本当に急に1日でみるみる真っ白になりました。すぐに通院しましたが 目薬と水晶体栄養剤で進行を遅らせるしかないようです。
まだ2歳なので手術する事も考えましたが 脳障害のてんかん発作がある為 設備の整った病院で行う必要があります。術後1週間の入院時のストレスからも発作を引き起こす原因になるかもしれないとのことでした。莫大な治療費も必要となります。
少しずつ日常の生活や病状など 更新していきたいと思っています。
もし パール&ルビーが楽しく生きていく為の良いアドバイスなどがあれば 是非教えて下さい。少しでも健やかに生きる事が出来るように願っています。
このコ達が生きていくためには どんどん襲ってくる病気に立ち向かわなくてはいけません。食べる事やトイレの事など普通にあたり前の事が出来る為に通院が必要です。
現在パール&ルビーの医療費は毎月9万円位かかっています。
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もちろん パール&ルビーの里親さん探しはこれからも続けたいと思います。必ず運命の出会いがある事を信じて・・・
皆の幸せを心より願っています
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